社会貢献事業


「埼玉県西部地区における未就学児期の難病児子育て応援プロジェクト」


ファイザー製薬株式会社から助成をいただき、プロジェクトを始動しました。


●製薬企業であるファイザー株式会社は、「心とからだのヘルスケア」に関する社会的課題に取り組む市民活動・市民研究を支援するために、社会貢献活動の一環として、2000年9月に市民活動助成プログラムを創設しました。公的資金を得にくい活動の支援や3年間の継続助成制度など、他に例をみないユニークな特徴を備えた助成プログラムとなっています。

  

●当法人では、埼玉県西部地区で難病児とその親の支援活動に取り組む「ニモカカクラブ」と協同し、「埼玉県西部地区における未就学児期の難病児子育て応援プロジェクト」を立ち上げ、2016年度の新規助成に応募しました。その結果、助成対象プロジェクトとして選ばれ、本プロジェクトは2017年1月より始動しております。

 

●公的支援が希薄な未就学児期に重点を置き、難病児とその家族の居場所づくりや就労支援によって、身体・精神・経済的負担の軽減を図ることを目的とし、4つの取り組み(難病児とその家族のための居場所づくり/親戚や地域の人々の難病に対する理解を深める活動/難病児を育てる親の就労支援を目的とする実験的取り組み/親へのアンケート調査)を実施していきます。 

 

●先駆的な取り組みであると期待されており、将来的には行政への働きかけを通して制度事業への移行も見据えたうえで、プロジェクトを進めているところです。